日立、クラリオン売却へ 仏車部品大手に約800億円で

日立製作所はカーナビゲーションシステムなどを手がける子会社のクラリオンを売却する。6割超を保有する株式の大半を仏自動車部品大手のフォルシアに譲渡する。
売却価額は800億円前後になると見られる。クラリオンは自動運転関連技術なども手掛けている。次世代車開発をにらんだ関連業界の再編が広がってきた。
日立は18年3月末時点で約63%のクラリオン株を保有していた。フォルシアによるTOB(株式公開買い付け)に日立が応じる形でクラリオン株の50%超を手放す見通しだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3691306025102018000000/?n_cid=SNSTW001