手塚キャラ美少女化に賛否 手塚治虫の娘・手塚るみ子が「理解を越えるもの」にコメント
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181016-00010004-kaiyou-ent&;p=1



「火の鳥」や「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」など、手塚治虫作品のキャラクターを美少女化したスマートフォンゲーム『絵師神の絆』(えしがみのきずな)に対して賛否両論が巻き起こっている。

【萌え美少女になった「火の鳥」や「アトム」】

手塚治虫さんの娘であり、コンテンツ展開の監修を手がける手塚プロの取締役・手塚るみ子さん(@musicrobita)の動向に注目が集まっていた中、手塚るみ子さんは自身のTwitterを更新した。

「誤解されがちなので言っておきますが、手塚作品の全ての企画を私が監修してるわけではありません」と、批判としてSNSを中心に上がっている「るみ子さんの許可を得ているのか?」という声に反論。

続けて「また取締役とはいえ社長ではありません。各事業にはそれぞれ営業がいてビジネスとしての判断をもって契約しています」と自身が決定権を持っているわけではないと説明した。

その上で「理解を越えるものがあっても多様性は必要だと思うようにしています」と、様々な表現に対する自身の考えを示した。

手塚作品のキャラを美少女化した『絵師神の絆』

『絵師神の絆』はフォワードワークスとコンパイルハートが制作中のスマートフォンゲームアプリで、2019年に配信を予定している。

特徴は「火の鳥」や「アトム」、「ブラック・ジャック」などが、手塚作品の権利を管理・運用する手塚プロ監修のもと美少女化されている点。

藤真拓哉さん(火の鳥)、つなこさん(アトム)、ナナメダケイさん(ブラック・ジャック)らがイラストを担当、声優として石原夏織さん、釘宮理恵さん、東山奈央さんが、それぞれのキャラクターを演じることが明らかになっている。

10月15日にティザーサイトやオープニングムービーが公開されると、ブラック・ジャックのアイデンディティとも言える移植された肌の設定が活かされていない等、一部のファンから「原作の設定を軽んじている」と批判を浴び炎上。

SNSを中心に、取締役である手塚るみ子さんの許可を得ているのか疑問視する声も上がっていた。