[メルボルン 15日 ロイター]
シドニーの水族館で、オス同士のジェンツーペンギンのカップルが協力して巣作りをしたことから、飼育員が友達以上の関係ではないかと考えて卵を与えてみたところ、抱卵を始めている。

公共放送のABCによると、このカップル「Magic」と「Sphen」は、2018年の繁殖期前につがい状態となり、巣材の小石を集め始めた。
飼育員がダミーの卵を与えたところ、2羽が高い養育能力を示したため本物の卵を与えたという。

ペンギン担当者のティシュ・ハンナンさんは、ダミーの卵を与えると「それが何かをすぐに理解し、温め始めた」と説明した。

ハンナンさんによると、ジェンツーペンギンは親が給餌の責任を平等に分担し合うため、カップルが異性か同性かの違いはほとんどない。こうした例は、世界の動物園でほかにも見られるという。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15452000/