初代Androidデバイス開発秘話--HTC創業者が語るルービン氏との出会い

「Android」を搭載する最初のスマートフォンとなった「T-Mobile G1」は、象徴的なデバイスだ。
だが、スライド式のフルQWERTYキーボードと幅の広い“あご”を備えたこのデバイスは、魅力的ではない。

https://japan.cnet.com/storage/2018/09/27/34919b0c08633fb5a05b44883590e434/06-htc-t-mobile-g1-10-years-later.jpg

10年前のデビュー当初、この初代Androidスマートフォンは、かさばって無骨な製品だとみなされた。
批評家たちは滑らかに動くAndroid OSは評価したが、ハードウェアの方は同時期にデビューした初代iPhoneのようには普遍的な賞賛を得られなかった。

当時の米CNETのレビューでは「G1は洗練されたデバイスとは言い難く、セクシーだとも言えない。
代わりに浮かぶ形容詞は“興味深い”や“奇妙な”だ」と評された。

だが、時はG1に優しい。
「iPhone XS Max」と「Galaxy Note9」の横に並べて置いてみると、G1はかわいらしい。
変に見えていた幅広いあごも、最近のプラスティックやメタルの板の洪水の中では独特だ。

https://japan.cnet.com/article/35126199/?tag=rightAttn