【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相率いる保守政権の牙城、南部バイエルン州で14日、州議会選が
行われた。同州では保守与党キリスト教社会同盟(CSU)が伝統的に単独過半数を維持してきたが、
政府の寛容な難民政策を巡り国内が揺れる中、支持率は過去最低水準に。歴史的大敗の可能性が
浮上し、第1党の座は保つものの過半数を失う見通し。メルケル氏にとっても正念場となっている。

 CSUは、過去の一時期を除いて同州で単独政権を運営。だがドイツメディアが13日に発表した
世論調査では、CSUの支持率は34%と2013年の前回選挙より約14ポイント下がった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018101401001575.html