昭和40年代に東北地方を走った蒸気機関車が13日、秋田県内で運行され、勇壮な姿を
見ようと鉄道ファンなど大勢の人たちが駅などに集まりました。
JRの蒸気機関車「C61」は、昭和40年代に秋田と青森の間で運行され、7年前からは観光列車として各地を走り、人気を集めています。
13日と14日は「SLこまち号」として、秋田県内を4年ぶりに走ることになり、13日朝、秋田駅のホームで出発式が行われました。
ホームには、家族連れや鉄道ファンなど約700人が集まり、蒸気機関車を目の前で眺めたり、写真を撮ったりしていました。
東京から訪れた30代男性は「大きさに圧倒されました。子どもとSLに乗るのは初めてです。
東京ではまだ見られない紅葉を車窓から見たいです」と話していました。
そして、午前7時すぎ、煙を出しながら「SLこまち号」が出発し、ホームに残った人たちが手を振って見送っていました。
「SLこまち号」は13日と14日、秋田駅と湯沢駅の間をそれぞれ1往復することになっていて、乗車券はすでに完売しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181013/k10011670501000.html