最新鋭F35A、20機追加導入へ…中国に対抗

 政府は、航空自衛隊に配備する最新鋭ステルス戦闘機「F35A」について、追加で約20機を取得する方向で検討に入った。
年末にまとめる次期中期防衛力整備計画(中期防、2019〜23年度)に明記する。
現行の配備計画分と合わせて約60機態勢を目指す。航空戦力を急速に増強する中国に対抗するのが狙いだ。

 複数の政府関係者によると、追加取得は早ければ20年度から始める。約20機は1飛行隊分にあたる。
配備候補地は空自の新田原にゅうたばる基地(宮崎県)、百里基地(茨城県)などが浮上しており、配備時期は24〜27年度頃を想定している。
新田原なら、中国を念頭に置いた南西方面の防衛態勢強化につながる。政府は年末までに候補地を絞り込む。


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