愛媛のアイドルグループのメンバーが、2018年3月に自殺し、遺族が事務所のパワハラなどが原因だとして、12日、松山地裁に訴訟を起こした。

自殺したのは、農業アイドルグループ「愛の葉Girls」のリーダーだった、大本萌景さん(当時16)。

遺族などによると、大本さんは学校と仕事の両立を希望していたにもかかわらず、事務所から仕事を優先させるよう強制され、「続けないのであれば違約金1億円支払え」などと言われたとしている。

遺族側は、自殺は事務所のパワハラなどが原因などと主張し、およそ9,300万円の損害賠償を求めて、12日、松山地裁に提訴した。

萌景さんの母親・幸栄さんは「『謝らされた、社長怖い、1億円』その3つの娘の残した言葉、その意味を1番よくわかってらっしゃる佐々木社長に、裁判を通して、しっかりとお話をしていただきたい」と話した。

一方、当時の事務所の代表取締役は、「『1億円払え』と発言した事実はない」と否定している。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181012-00403026-fnn-soci