国民民主党の玉木雄一郎代表は10日の記者会見で、日米両政府が交渉予定の「物品貿易協定(TAG)」の名称について「捏造(ねつぞう)だ。あえて正しく英文を訳さずに『TAG』という略語を創設した」と指摘した。

 
 日米首脳が9月の会談後に発表した共同声明の英文には「TAG」の文字はなく、日本政府が、国内の農畜産業界などが懸念する自由貿易協定(FTA)との線引きを狙ったとの見方もある。

 玉木氏は「(森友学園問題をめぐる)公文書改ざんに次いで、外交文書も改ざんしたのではないかと憤りを感じる」と述べ、国会で政府を追及する考えを示した。

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