「平壌共同宣言、実質的な内容はない」米専門家

トランプ「北、核査察を可能に…非常にエキサイティング」

【ソウル=ニューシス】イヒョンジュ記者

ムンジェイン大統領と金正恩北朝鮮国務委員長が二度の首脳会談の最後の19日、平壌共同宣言に合意したが、
実質的な内容はないという指摘が出た。

米国ランド研究所のブルース・ベネット先任研究員はこの日アリランTVに出演し、平壌共同宣言について「非常にあいまい」と酷評した。

ベネットは「金正恩政権は今年も核兵器を製造しているので、非核化ではない」と述べた。
また「対話するのは簡単」とし「米国が望んでいるのは行動だ」と付け加えた。

ワシントンポスト(WP)は専門家の言葉を引用し、両首脳が「平和と繁栄の新時代」を約束したが、
非核化を進展させる実質的な中身はなかったと評した。

また今回の南北首脳会談の結果は米国政府にとってあまり魅力的ではないと観測した。

一方ドナルド・トランプ大統領は、平壌共同宣言発表直後、Twitterを使って
「金委員長が核査察を許可することに同意し、核試験場と発射台の恒久的な解体を約束した」とし
「非常にエキサイティング(Very exciting!)」と肯定的な反応を見せた。



【韓国の反応】米専門家「平壌共同宣言、実質的な内容はない」→韓国人おこ
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