中国では果物の値段が日本に比べて安い場合が多く、日常的かつ気軽に果物を食べることができる。それゆえ中国人が日本を訪れると果物の値段に驚くことも多いようで、
特に高級フルーツには衝撃を受けることもあるようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、日本を訪れた中国人の手記を掲載し、日本で売られていた「高級ブドウ」を見て驚いたと伝える記事を掲載した。

 記事によれば、この中国人は日本で高級ブドウが「1粒」ずつ売られているのを見たという。中国でもブドウは非常に身近な果物で、非常に安く買える果物であるだけに、
高級なブドウが1粒ずつ丁寧に梱包されて売られていることに驚いたようだ。

 記事は、「中国人のなかでブドウを1粒ずつ購入したことのある人がどれだけいるだろうか」と問いかけつつ、この1粒ずつ売られていた高級ブドウは中国で1房ずつ
販売されるブドウよりも高額だったと指摘。しかも、1粒ずつ売られていた高級ブドウを見てみると、「産地」や「栽培方法」まで詳しく説明されていて、いかに手をかけて
育てられたブドウであるかがよくわかったと指摘し、「高いには高いだけの理由があった」と指摘した。

 さらに、高級ブドウだけあってトレーサビリティにも対応していたことを指摘し、「消費者は心から安心して口に入れることができる」と伝え、こうした安全性も値段の
高さにつながっていると指摘。中国では食の安全を揺るがす問題が頻発しているが、日本で見かけた高級ブドウから「日本に学ぶべき点が多いことを認識した」と伝えている。
(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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