ロシアのプーチン大統領が日ロ平和条約について、前提条件なしでの年内締結を提案したことに対し、日本政府は様子見の構えだ。
北方領土問題の棚上げを意味する提案だが、表立って反論していない。

背景には、安倍晋三首相が誇ってきた首脳間の信頼関係に影響し、自らの対ロ外交の否定につながりかねないとの懸念がある。

政府は正式提案と受け止めず、プーチン氏の出方を見極める方針だ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091500383