自分の10代の娘にわいせつな行為をしたとして、兵庫県警が県東部の警察署に勤務する40代の巡査長の男を8月30日に監護者わいせつの疑いで逮捕していたことが、関係者への取材で分かった。

 容疑を認めているといい、娘は児童相談所に保護されたという。

 監護者わいせつ罪は昨年7月に施行された改正刑法で新設された。18歳未満の子どもに対し、親ら生活を支える者がその影響力を利用してわいせつ行為をした場合、暴行や脅迫がなくても処罰できる。

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