携帯電話料金の支払いや買い物などでたまり、加盟店で現金の代わりに利用できるNTTドコモの
「dポイント」が第三者に不正利用される被害が相次ぎ、同社は12日、被害に遭う恐れのある
延べ約3万5000人のポイントの利用を停止したことを明らかにした。

 dポイントは、1ポイント1円換算で、家電量販店やコンビニエンスストアなどの加盟店で支払いに
利用できる。同社によると、加盟店のウェブサイトが不正アクセスを受け、dポイントのカード番号などの
情報が流出し、不正利用された可能性があるという。

 8月25日以降、家電量販店などで数万円分のポイントが不正利用されるなど、身に覚えのない
利用履歴があるといった申告が約300件寄せられた。

 同社では今月10日、情報流出が確認された延べ約3万5000人のポイントの利用を停止し、
メールで連絡。今後、再発行の手続きを進めるとともに、警視庁に被害を相談しているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180912-OYT1T50152.html