石井国土交通相は11日、閣議後の記者会見で、台風21号でタンカーが衝突し損傷した
関西空港の連絡橋について、鉄道部分の復旧にかかる期間を当初想定の4週間から3週間に
短縮すると明らかにした。関空に乗り入れるJR西日本と南海電鉄は月内にも運転を
再開できる見通しとなった。

 連絡橋は線路部分と道路部分からなり、タンカーの衝突で道路部分の橋桁が線路部分に
乗り上げていた。この橋桁の撤去に2週間かかると見込まれていたが、1週間程度で終える
見通しがついたという。

 また、石井国交相は関空の発着便について、国際線も含め、大阪(伊丹)空港や神戸空港への
振り替えを進めていくことを明らかにした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180911-OYT1T50073.html