今回の地震では、震度7の揺れを観測した北海道厚真町で大規模な土砂崩れが起き、警察や
自治体によりますと、周辺の自治体も含めて、これまでに39人が死亡、男性1人の安否が
分かっていません。

震度7の揺れを観測した厚真町では、山沿いの吉野地区などで大規模な土砂崩れが起き、
多くの住宅が倒壊したほか、崩れた土砂が道路や田んぼに流れ込みました。

警察や自治体によりますと、これまでに、厚真町で男性19人と女性16人、札幌市で男性1人、
苫小牧市で男性1人、むかわ町で男性1人、新ひだか町で男性1人の合わせて39人が死亡しました。

また、厚真町幌内地区で77歳の男性の安否が分かっていません。

けがをした人は、北海道で650人余りに上っています。

警察や消防などは、安否が分かっていない男性は、倒壊した住宅や土砂の下敷きになった
可能性があると見て、現場の捜索活動を続けています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180909/k10011620161000.html