2018年9月9日、中国中央テレビ(CCTV)は、8日に行われたテニス全米オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみが元世界1位のセリーナ・ウィリアムズに勝って優勝したことを伝えた。

記事は「テニス全米オープン第13日女子シングルス決勝では、今大会ダークホースだった20歳の大坂が、6―2、6―4のストレートでセリーナを破り、優勝した」と紹介。
「セリーナは試合全体においてコンディションが悪く、審判に激しく抗議したため大坂に1ゲーム与えられるなどして敗北した。大坂は生涯初のグランドスラム制覇で、
中国の李娜(リー・ナー)に続く、アジア2人目のグランドスラム制覇となった」と伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「これはあまりにすごすぎる」「これは驚いた。この優勝はあまりに実力での勝利すぎる」「これは番狂わせなどではない。実力だ」などのコメントが寄せられた。

また、「李娜のように強い。李娜は当時セリーナを相手に苦労していた。セリーナの手からグランドスラムを勝ち取ったという点で、大坂のこの優勝は価値がある」という意見もあり、
大坂の優勝を称賛するコメントが多かった。

ほかには、「審判と争うセリーナはまるで大きな子どものようだった」というユーザーや、表彰式では地元のセリーナに声援を送っていたファンから大きなブーイングが起きていたため、
「大坂なおみは本当にかわいそうだ。明らかに実力で勝ち取った優勝なのに、ブーイングされるなんて」というコメントもあった。(翻訳・編集/山中)

https://www.recordchina.co.jp/b642599-s0-c50-d0062.html