安田さんは1964 年生まれ。週刊誌記者を経てフリーに。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で2012 年の講談社ノンフィクション賞を受賞。
そのほか『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)など硬派の著作が多い。
ノンフィクションの世界で骨太のライターが減る中では、貴重な一人であり、戦前、戦後の右翼から現代のネトウヨ、さらには安倍政権を支える「日本会議」までをも通して分析するという意味では最適任者といえるだろう。

https://www.j-cast.com/bookwatch/2018/09/01007864.html