欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は31日、サマータイム(夏時間)の廃止を提案する考えを表明した。
ドイツ公共放送ZDFのインタビューに答えた。
7月から8月中旬にかけてEUが実施したパブリックコメント(意見公募)で、
大多数が廃止を支持したのを受け、廃止のための法案を欧州議会と加盟国に提案する準備に入る。

ユンケル氏は「数百万人の市民がこれ以上、(夏時間と冬時間の間で)時計を変えたくないと言っている」と指摘。
「欧州委は彼らが言っていることをするだろう」と、夏時間を廃止する方針を表明した。

欧州委は7月から8月中旬にかけて、域内市民に廃止の是非を問うパブリックコメントを実施。
460万人が回答し、独メディアによると8割超が廃止を支持した。

欧州委員長、サマータイムの廃止提案へ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34839720R30C18A8EA2000/