■自転車の「ながら運転」で女性死亡、女子大生に有罪判決

最近急増しているスマートフォンの「ながら運転」で起きる自転車の事故。女性を死亡させた罪で起訴された２０歳の元女子大生に２７日、有罪判決が下りました。

　「ながら運転でこういうことが起きると、自転車で人が死ぬということを少しでも認識してほしい」（米澤さんの娘）

　亡くなった米澤晶子さん（当時７７）の娘は、無念さをにじませました。

　米澤さんは去年、スマホの「ながら運転」をしていた電動アシスト自転車に衝突され亡くなったのです。自転車を運転していた元女子大生の森野実空被告（２０）は２７日、禁固２年・執行猶予４年の判決を言い渡されました。

　「急いでいたことが事故の原因である旨述べるなど、いまだ本件の根本的な原因である自らの運転態度についての内省は深まっていない」（裁判長）
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