奈良県警は14日、奈良市のパート従業員の女性(66)が架空請求詐欺の被害に遭い、現金1800万円をだまし取られたと発表した。

 県警生活安全企画課によると、今年7月10日、実在しない「法務省管轄支局民間訴訟告知センター」から「最終告知のお知らせ」と記載されたはがきが届き、
女性が電話で問い合わせると、センター職員や弁護士を名乗る男から「訴訟を起こされている。200万円渡せば訴訟を取り下げる」と要求されたという。

 女性は同13日、奈良市内のコンビニから宅配便で200万円を送付。8月2日までに7回にわたり、計1800万円を送った。女性が別居する妹に相談し、被害が発覚したという。
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