札幌市中央区で飲食店を経営するバリスタ(エスプレッソコーヒーを抽出する職人)の時崎仙浩(ときざきのりひろ)さん(38)が、
6月の「エスプレッソイタリアーノチャンピオン2018日本大会」で優勝した。道内勢の優勝は初めて。
時崎さんは「札幌でおいしいエスプレッソが飲めることが証明できた」と笑顔をのぞかせる。
時崎さんはイタリアンバー「バール エ ターヴォラ カルダ ラ・ジョストラ」(中央区南3西7)など3店を経営。
大会は国際カフェテイスティング協会日本支部が6月15日に東京で開催した。
エスプレッソはイタリア発祥のコーヒーで、細かくひいた豆を、専用器具で圧力をかけ20〜30秒で抽出する。豆の豊かな風味と深いコクを味わえるのが特徴。
3回目の開催となる今大会には書類審査を通過した全国のバリスタ12人が出場。
12分の制限時間内にエスプレッソとカプチーノをそれぞれ4杯つくり、量、温度、味わいなど約30項目の総合点を競った。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/217949