日経新聞の一面コラム「春秋」(7月24日)は「開催を勝ち取るための方便だった、などといって済ますわけにはいかない」として、
「こうなったら、すべての競技を夜中に行うオールナイト五輪ぐらいの覚悟が要るのかもしれない」と書いた。

 まさに「夜のオリンピック」である。週刊誌の袋とじ企画みたいな案を日経新聞が真面目に書いたのだ。

 日経は立候補ファイルの内容を「方便」と控えめに書いたが、この暑さをみればウソをついてプレゼンしたことになる。

 実はサマータイムは日本で実施されたことがある。1948年(昭和23年)にGHQ(連合国軍総司令部)の指示で導入されたが定着しなかった。

「占領軍が導入した時は寝不足や残業増の元凶とされ、講和とともに廃止された」のだ(毎日新聞「余録」8月7日)。

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