栃木県日光市を訪れ、先月29日から行方が分からなくなっているフランス人女性の家族が、日本の警察の捜索が不十分だとする手紙をマクロン大統領あてに送っていたことが分かりました。

警察によりますと、ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさんは、先月28日から日光市の宿泊施設に2泊の予定で1人で宿泊していましたが、
29日の朝、スーツケースやパスポートを置いたまま1人で歩いて散策に出て以降、行方が分からなくなっています。

ベロンさんの母親はマクロン大統領に手紙を送り、7日、ベロンさんの妹がツイッター上で公開しました。

手紙にはマクロン大統領に窮状を伝え、力を貸してほしいと訴えるとともに、「捜索の進展が遅すぎる」と警察に不満を表明しています。
具体的にはベロンさんを最後に見たという目撃者から話を聞くことや携帯電話のGPS探査など、あらゆる手段を使っての捜索が行われていないと記しています。

栃木県警は今月5日にベロンさんの情報を公開し、現場での捜索を続けています。


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