東京医科大(東京)が医学部医学科の一般入試で、女子と3浪以上の男子受験者の合格者数を抑制していた問題に絡み、
今年と昨年の2年間に行われた同大の一般入試の1次試験で、15人前後の受験者の得点が加点されていたことが、関係者の話でわかった。

臼井正彦前理事長(77)が指示しており、裏口入学の対象者だった可能性が高い。対象となった受験者の大半は合格したとみられる。

 同大は7日にも、内部調査の結果を公表する見通し。

 同大は、マークシート方式の1次と小論文と面接の2次を実施して一般入試の合否を決定。
今年と昨年の一般入試では、それぞれ171人(男子141人、女子30人)と131人(男子82人、女子49人)が合格した。

 関係者によると、同大の内部調査では、1次の終了後、今年は400点満点だった試験で
5人前後に10〜数十点が加点され、昨年も10人前後が同様に加点されていたことが確認された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180806-00050177-yom-soci