シリアで武装組織に拘束されていると見られる、フリージャーナリストの安田純平さんと見られる
映像が投稿されたことについて、菅官房長官は記者会見で、安田さん本人と見られるという認識を
示し、解放に向け引き続き全力を尽くす考えを示しました。

内戦が続くシリアで武装組織に拘束されていると見られる、フリージャーナリストの安田純平さん
と見られる男性が、およそ20秒間、日本語で話す様子を撮影した新たな映像が30日、インターネット
上に投稿されました。

これについて菅官房長官は、午前の記者会見で、記者団が「映像の男性は安田さん本人と見ている
か」と質問したのに対し、「そのように思っている」と述べ、映像の男性は安田さん本人と見られる
という認識を示しました。

そのうえで菅官房長官は、「政府としては、邦人の安全確保は最大の責務で、こうした認識の
下に、引き続きさまざま情報網を駆使して全力で対応に努めている」と述べ、解放に向け引き
続き全力を尽くす考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180801/k10011558841000.html