麻薬探知犬の首に700万円の「懸賞金」、犯罪組織が発表 コロンビア

(CNN) コロンビア警察は28日までに、同国の犯罪組織「ウラベノス」が麻薬探知犬の首に2億ペソ(約770万円)の
懸賞金をかけたことを明らかにした。

この犬の名前は「影」を意味する「ソンブラ」。6歳のジャーマンシェパードで、子どもにも大人にも非常に人気がある。
麻薬探知の能力に優れ、これまで少なくとも245人の身柄拘束や、ウラベノスのコカイン9トンの押収につなげてきた。

懸賞金の発表を受け、安全面の懸念からソンブラは首都ボゴタの空港に移された。通常の担当者に加え、他の警官も
付き添って警戒に当たっているという。

ウラベノスはコロンビアで最も強力な犯罪集団の一つで、そのトップは最重要指名手配を受けている。

https://www.cnn.co.jp/storage/2018/07/28/2abb92a0dfa57d31b53328319e2cde06/t/768/432/d/02-sombra-police-dog-colombia-super-169.jpg
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/07/28/610585d355555d5c5b862f3d4272e9f1/01-sombra-police-dog-colombia-super-169.jpg

警察麻薬対策部門の幹部は地元メディアの取材に、「ソンブラは300近い作戦に従事してきた」と説明。
その勇気をたたえられ既に二つの勲章を獲得しているほか、年内に三つ目の勲章も授与される可能性があると述べた。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35123186.html