[北京/ワシントン ロイター] - 在中国の米国大使館は23日、広州市の総領事館で職員1人が「異常な」音による
体調不良を訴え、軽度の脳損傷と診断されたと発表した。

大使館は中国に滞在する米国人に注意を呼び掛けた。2016年にキューバの米国外交官らに原因不明の聴覚障害が発生したが、
関連性を示す証拠はないとしている。

王氏は当局が事件を調査しているとし、何らかの組織や個人が音響攻撃を行った形跡はないと説明した。

「今回の個別のケースが誇張されたり、複雑化されたり、政治問題化されたりするのを望まない。他の不必要な問題と関連付けられないことを願う」と述べた。

米大使館によれば、広州総領事館の職員は2017年遅くから今年4月にかけてさまざまな「身体的症状」を訴えた。帰国して精密検査を受けたところ、
軽度外傷性脳損傷と診断されたという。

米大使館関係者はロイターに「現時点でハバナで起きた事件と関連付けることはできないが、あらゆる可能性を調査している」と語った。

http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1IO3J2.html
在中国の米国大使館は、広州市の総領事館で職員1人が「異常な」音による体調不良を訴え、軽度の脳損傷と診断されたと発表した。
写真はポンペオ米国務長官。
http://www.asahicom.jp/international/reuters/images/AS20180524000752_commL.jpg