IR整備法案 野党側は参院議長の不信任決議案提出 攻防続く

カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法案について、与党側は午後にも参議院内閣委員会で採決を行い、速やかに参議院本会議で可決・成立させたい考えです。
これに対し、野党側は伊達参議院議長に対する不信任決議案を提出し、3日後に迫った会期末を前に、最終盤の与野党の攻防が続いています。
カジノを含むIR整備法案を審議している参議院内閣委員会は、19日の質疑に先立って理事会を開き、与党側は質疑終了後、直ちに採決したいと重ねて提案しました。

しかし野党側は「審議が深まっておらず、時期尚早だ」として折り合わず、与野党が断続的に協議を続けています。

与党側は会期末が3日後に迫っていることも踏まえ、午後にも委員会で採決を行い、速やかに参議院本会議で可決・成立させたい考えです。

これに対し、国民民主党などは、伊達参議院議長について、参議院の選挙制度をめぐり、あっせん案の取りまとめを拒否するなど無責任な姿勢に終始したなどとして、不信任決議案を参議院に共同で提出しました。

一方、立憲民主党などが提出した、IR整備法案を担当する石井国土交通大臣に対する不信任決議案について、
衆議院議院運営委員会の理事会で本会議に諮るかどうか協議しましたが与野党の折り合いがつかず、委員会で採決して本会議に諮らないことを決めました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180719/k10011539551000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001