「Linux」やオープンソース関連の人材への需要がかつてないほど高まっているようだ。

The Linux Foundationと技術系求職サイトのDiceがまとめた報告書「The 2018 Open Source Jobs Report」によると、
採用担当マネージャーの83%がオープンソース人材の採用を優先している一方、
87%がオープンソースの人材を確保するのに苦労しているという。

この最新の報告書によると、Linuxが再び最も需要の高いスキルとなっており、採用担当マネージャーの
80%がLinuxに詳しい技術者を求めている。また、雇用者の55%はLinuxの資格取得の費用を負担しても
構わないと回答している。この数字は、2017年には47%、2016年は34%となっていた。
企業のこうした心積もりは、それだけ人材が必要なことを表している。

資格取得と、仕事を通じて現場で学ぶのはどちらが良いかという論争は、相変わらず続いている。
しかし、技術アナリスト企業Foote Partnersによると、一般的な資格があれば基本給に7.6%の
プレミアムが加算されるという。

入門レベルの技術職とってLinuxは必須のスキルだが、そのほかのオープンソース技術も人気が上昇している。
例えば、コンテナに精通した人材の需要が急増中だ。2017年に、コンテナに詳しい人を求めている
採用担当マネージャーはわずか27%だったが、現在は57%である。

https://japan.zdnet.com/article/35121673/