100歳まで生きたい? 約8割が「そう思わない」

アクサ生命保険は、昨年、新語・流行語大賞にもノミネートされた“人生100年時代”に対する意識と
その実態について調査すべく、「人生100年時代に関する意識調査」を実施、結果を公表した。

この調査は、20代?60代の男女1,000名を対象に行われたもの。まず、“人生100年時代”をどのように
捉えているかについてたずねたところ、50.7%が「ポジティブ」、49.3%が「ネガティブ」と回答、また、
老後の生活については「楽観的に見ている」が38.9%、「悲観的に見ている」が61.1%となった。

次に、「人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」と質問したところ、
「あまりそう思わない」(41.9%)、「まったくそう思わない」(36.9%)と、約8割にあたる78.8%が
「100歳まで生きたいと思わない」と答え、100歳まで生きることを望む層はわずか21.2%と
少数派であることが明らかに。

その理由としては「長生きしても生活に余裕がないのではないかと思うから」(30代男性)、
「お金がない状態と医療費の増える時期と重なりそう」(40代女性)、「無理して長生きするより、
短くても楽しく充実した生活をしたい」(50代男性)などの意見が寄せられ、かつては普遍的だった
「長生きは喜ばしいこと」といった価値観も、これから変化していくことが予想される。

https://www.narinari.com/Nd/20180750348.html