競艇の場外舟券売り場「ボートピア神戸新開地」(神戸市兵庫区)周辺で15日夕、逮捕劇が相次いで繰り広げられた。

 兵庫県警兵庫署は同日、暴行の疑いで神戸市北区の無職の男(51)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後4時45分ごろ、ボートピア周辺の路上で、同市兵庫区の無職男性
(50)の胸ぐらをつかむなどした疑い。容疑を否認しているという。

 同署によると、男性がボートピア内に落ちていた携帯電話を交番に届けようとしていたところ、男が「盗もうとしてるやろ」などと因縁を付けたという。携帯は男のものではな
かった。

 さらに同じころ、正当な理由なく果物ナイフ(刃渡り約10センチ)を所持していたとして、同署は銃刀法違反の疑いで、同市兵庫区の無職の男(76)を現行犯逮捕した。

 署員が暴行容疑の男を取り押さえているさなか、その様子を見守る群衆の中にいた男がナイフを手に持っていたという。調べに対し「ポーチを開けたらナイフがあった」などと
話している。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011448941.shtml