西日本を中心に雨が降り続き、9日現在も被害が相次いでいる。『毎日新聞』によれば9日午前10時の時点で、13府県で93人が死亡、79人の安否が不明になっているとのこと。深刻な状況の中、被災者を支援したいとの思いから救援物資を送る人もいるだろう。

しかし、この救援物資をめぐってトラブルも。いま、岡山県倉敷市の公式ツイッターの投稿が物議を醸している。



■救援物資が自衛隊の通行の妨げに
話題になったのは8日に更新されたツイート。「倉敷市からのお願いです」と救援物資について投稿したものだ。

現在、倉敷市では個人からの救援物資は受け付けていないが、真備町川辺橋前にたくさんの救援物資が置かれている状況とのこと。一見、喜ばしいことにも思えるが、これによって自衛隊の通行の妨げになってしまっているという。

そのため、倉敷市は「お気持ちは大変ありがたいのですが、支援物資を川辺橋前に置かないようお願いします」と訴えた。

■「困っている人を見殺しにしろと?」
投稿を受け、ツイートには「人の気持ちわからないのか?」「支援物資を置ける場所がほしい」との声が寄せられた。「被災者を助けたい」と思っている人にとっては、「物資を届けないでほしい」ともとれる倉敷市からのメッセージには疑問の声もあるのかもしれない。

・市役所さんよ! デスクに座って困難する前に全員で対応してよ。妨げになるとか言葉としておかしいだろ。人として何かできないかと置かざるを得ななかった人の気持ちわからないのか? こんな事書く前にはそこに人員配置して被災した人に渡すなり、避難場所に届けるなどやりようはたくさんある。考えろ!



・どこか支援物資を置ける場所を設置してはいかがなのでしょうか。やはり私自身もですし他の方も支援物資を届けたいという気持ちがあります。ご検討お願いします



・住民が支援物資を欲しがっているが、倉敷市は支援物資を受け付けていない。どうすりゃいいのだ? 困っている人を見殺しにしろと?



・いや受け付けましょうよ。こういうときに融通効かせられないとダメだよ。人命がかかってるんだから! 役所仕事で税金もらいやがって

https://sirabee.com/2018/07/09/20161702562/