2018年7月8日、中国メディアの環球網は、米国の新たな駐韓国大使に着任したハリー・ハリス氏が7日の記者会見で、韓国との関係について
「米国は韓国よりも良い親友、パートナー、同盟国を望むことはできないだろう」と述べたことを伝えた。

記事が韓国・聯合ニュースの報道を引用して伝えたところによると、ハリス駐韓大使は7日、仁川空港到着後に記者会見し、
「韓米関係および北朝鮮の未来について緊密に議論することを期待する」
「過去65年間、韓米同盟はインド・太平洋地域、ひいては世界の平和と安定の柱の役割を果たした」
「米国は韓国よりも良い親友、パートナー、同盟国を望むことはできないだろう」などと述べた。

記事は、ハリス駐韓大使について「1956年に日本の横須賀で生まれた。
米海軍兵学校(士官学校)を卒業後、海軍作戦部次長、第6艦隊司令官、統合参謀本部議長補佐官、太平洋艦隊司令官、太平洋軍司令官を歴任した。
アジア系米国人として初めて4つ星の将軍になった」とし、「昨年1月のトランプ大統領の就任後、駐韓米国大使は空席状態が続いていた。
トランプ大統領は今年2月、ハリス氏を次期駐オーストラリア大使に指名したが、ポンペオ国務長官の要請を受けてハリス氏を駐韓大使に指名。
米上院は先月29日、ハリス氏の就任を承認した」と紹介した。

https://www.recordchina.co.jp/b623292-s0-c10-d0054.html

ハリー・B・ハリス・ジュニア
1956年 神奈川県横須賀市で生まれる。父はアメリカ海軍兵曹長、母は神戸出身の日本人。
1958年に家族で米国に帰国した後、テネシー州とフロリダ州で育ち、地元の公立学校で学んだ。

アメリカ海軍史上初めてのアジア系(日系)の大将であり、日系アメリカ人としては最高の階級であり、米海軍のP-3C洋上航空哨戒の分野から初めて出た大将である。