スイス・ジュネーブに本部がある国連人権高等弁務官事務所は、今回の死刑執行についてJNNの取材に文書で回答を寄せました。
それによりますと、死刑は人権上不公平な扱いを助長し、他の刑罰に比べ犯罪抑止力も大きくないとしていて、
麻原死刑囚ら7人の死刑が執行されたことを遺憾だとしています。
また、残る6人の死刑囚を含め、情報を収集したいとしていて、日本政府に死刑執行における透明性を増すよう呼びかけています。

 さらに、死刑制度の完全廃止を求める立場を改めて表明し、日本政府に対し死刑廃止を視野に入れた執行停止期間を設けるよう求めています。

オウム7人死刑執行、国連人権高等弁務官事務所が遺憾の意
https://www.mbs.jp/news/zenkokunews/20180707/3415073.shtml