何をもって人生の幸せとするかは人それぞれだ。「結婚して子供を生むのが幸せ」という生き方だけでなく、独身でいたり、結婚しても子供をもたない選択だってあっていい。
このことについて、自民党の二階俊博幹事長が26日の講演で発言した内容が物議を醸している。
■子供を生まないのは勝手?
『産経ニュース』によれば、二階幹事長は少子化問題について「このごろ、子供を産まないほうが幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる」と述べたという。
子供を産むことで国が豊かになるとの考えのようだが、言い換えれば、「産まない」という選択をした人は「日本の繁栄を考えない勝手な人」ということなのだろうか。
また、『毎日新聞』によれば貧困問題についても「食べるのに困るような家はもう今はない。今晩お米が用意できないという家はない。こんな素晴らしいというか幸せな国はない」と持論を述べたようだ。
■「子供がいることだけが幸せじゃない」
不適切な発言ととられかねない二階幹事長の発言だが、ツイッターやガールズちゃんねる上では「幸せは自分で決める」「自分は出産したことないくせに」と批判が相次いだ。
・子供いる事だけが幸せではないだろ
・勝手ってなに。産めよ育てよの時代は終わって自由に生きれる時代になったんじゃなかったの
・出産の経験もないのになんでそんなことが言えるんだよ
・結婚して四年の30歳ですが、子供産むつもりありません。仕事が楽しいし夫との趣味で忙しい。自分の思想を当たり前のように喋らないでよ、政治家でしょ?
■「欲しいだけ産める世の中にしてくれ」
また、「産みたい」と思いながらも経済的理由などから子供をもてないという声も。
・産みたいと思ってはいますが結婚できないんです!
・すみませんね、不妊治療頑張ってるんですけどね! なんせ費用がバカ高いもんで!
・私も産めるなら産みたいよ 2人3人じゃなくていいから1人でいいから産みたい。けどそれが出来ない人もいるんです
・子供育てるお金あったらまだまだ産みたい! 欲しいだけ産める世の中にしてくれ
https://sirabee.com/2018/06/27/20161686386/