性行為などで感染する梅毒の増加が続いている。昨年は44年ぶりに報告数が5千件を超し、今年も昨年を上回るペースという。
地方都市や若い女性にも広がる。感染に気づきにくいため人にうつしやすい。自分とは無関係と思わずに予防を心がけ、
心当たりがあれば検査を受けることが大切だ。

治療には抗菌薬が有効だ。ただし最長で12週間飲み続ける必要があり、「途中で断念してしまう患者もいる」と日本家族計画協会の
北村さんは指摘する。厚生労働省によると、海外では1度の注射で済む薬が使え、世界的に標準治療となっているという。現在、
厚労省はメーカーに開発を要請している。

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