オリコンが2018年上半期音楽ランキングを発表。女性アイドルグループのAKB48が、同ランキングのシングル部門で8年連続となる第1位を獲得した。

この結果を受け、ネットでは「握手券が売れてるだけ」「1位なのに知らない曲」と批判の声があがっている。

■AKB48がシングル・アルバム部門を制覇
「ORICON NEWS」によると、今年上半期のシングル部門で第1位を獲得したのは、AKB48『Teacher Teacher』。売上枚数は174万枚だという。

AKB48は今回の1位獲得で、同部門を2011年から8年連続で制したことになる。さらに今年は、アルバム部門においても『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』で首位に位置付けた。同アルバムのセールスは、61.1万枚と発表されている。

またシングル部門で第2位につけたのは、127.6万枚を売り上げた、乃木坂46の『シンクロニシティ』。AKB48のライバルとして結成されたアイドルグループが、ついにその背中を捕えたといえる結果になった。

■握手券が売れてるだけ?
今年のオリコンランキング発表を受け、「Yahoo! ニュース」のコメント欄では、「握手券が売れてるだけ」「1位なのに知らない曲」と批判の声があがっている。

1人1人が同一CDを複数枚購入したととれる結果に、不満を持っている人がいるようだ。AKB48や乃木坂46のCDには、握手券などの特典が付属されている。

「そんなに売れているのに、最近のAKBの曲を全然知らないという。すなわち、曲ではなく、握手券が売れたということですよね」

「握手券の特典がCDだもんね。配信限定なら全く売れないと思う」

「今の時代、仮に一切の特典類を抜いた曲だけの売上勝負をしたら、CDと配信あわせて一体誰が1位を獲れる力を持っているのかね」

■「CDが売れない時代の画期的なセールス方法」
一方、CDが売れないと叫ばれる時代に「画期的なセールス方法」と、改めて、そのCDの売り方に感心する声も見られた。

「少なくとも、これで助かってるCDショップもあるだろう。そして少なからず経済効果もあるだろう。握手券いいじゃん。買ったことなどないし、今後も買うこともないし、くれるといってもいらないが」

「秋元康氏は、CDを売却することに関しては、すごいビジネスモデルを作りましたよね」

「握手券とか言われてるけど、CDが売れない世の中でこれだけ売ってるってのは、販売店としては救いだと思うよ」

https://sirabee.com/2018/06/25/20161684001/