https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180621-00000038-jij_afp-int

韓国の動物愛護団体は20日、同国の裁判所が犬の食肉処理を違法とする判断を示したことについて、犬食の違法化に道を開く画期的な判決だとの見解を示した。



 犬肉は長く韓国の食文化の一部とされており、毎年100万匹ほどが食べられていたとみられる。

 しかし韓国人の間で犬は人間の最良の友だという考えが広まるにつれ、犬肉の消費量は減少。
また、犬食は若い世代の間で一種タブー視されており、活動家からの非難の声も高まっている。

 法的に犬食は合法とも違法とも言い難く、特定の法律で禁止されているわけでもない。
しかし平昌冬季五輪のような国際イベントの前になると、当局は衛生規制や残虐な食肉処理の方法を禁じる動物愛護法を引き合いに、養犬場や犬肉を提供する飲食店の取り締まりを行っている。