http://www.tulip-tv.co.jp/sp/news/detail/20180619154210
18日夜、富山市の県道交差点で患者を乗せた救急車が出会いがしらに乗用車と衝突し横転する事故がありました。
この事故で、救急車に乗っていた患者の家族ら3人が重傷、2人が軽傷を負いましたが、今のところ患者の容体に変化はないということです。
「ドーンと大きな音の後にガシャがシャというすごい音がして見にいくと救急車が横転していた。」(近所の住民)
18日午後8時55分ごろ、富山市天正寺(てんしょうじ)の県道交差点で患者を搬送していた救急車が左からきた乗用車と衝突し、横転しました。
この事故で、救急車に乗っていた患者の家族と救急隊員、医師の3人が顔の骨を折るなどの大けが、運転していた救急隊員と同乗していた救急隊員の2人が軽傷を負いました。
救急車は脳出血の73歳の女性患者をかみいち総合病院から県立中央病院に搬送中で女性患者は別の救急車でおよそ30分遅れで県立中央病院に運ばれました。
警察によりますと今のところ容体に変化はないということです。
県東部消防本部によりますと、救急車はサイレン鳴らしながら赤信号だった交差点に侵入。
運転手は左から来た乗用車に気づかなかったと話しているということです。
現場は交通量の多い片側2車線の直線道路で、警察は救急車を運転していた男性救急隊員や乗用車を運転していた富山市の会社員の男性から当時の状況を聞くなどして事故の原因を調べています。