イングランド、FWケイン先制&V弾!チュニジアに2―1白星発進
◆W杯ロシア大会▽1次リーグG組 イングランド2−1チュニジア(18日、ボルゴグラード)
イングランドのFWケインが、先制&決勝の2ゴールを挙げ、チュニジアを2―1で下した。
開始直後から圧倒的に攻めたイングランド。前半11分。左CKにMFヤングがゴール正面からヘディングシュート。
相手GKに阻まれたが、ゴール右に待ちかまえていたケインがこぼれ球を拾い、落ち着いて蹴りこんで先制した。
PKで1点を返され、1―1で前半を終了。再三のチャンスを逃し、ドローで終わるかと思われた後半ロスタイムだ。
右CKから流れたボールがファーサイドで待っていたFWケインの元へ。思いを込めてヘッドでたたき込み、ゴールネットを揺らした。
大幅に若返ったメンバーで今大会に臨んでいるイングランド。この日のスタメン11人のキャップ数は合計でも248。
英メディアによれば、62年チリ大会以来の浅いキャリアのラインアップだという。
24歳のケインもこの日でまだ25キャップ。その左腕にはキャプテンマークが巻かれている。「信じられない栄誉だ。
誰でもイングランド代表選手になりたいもの。その上主将であるなんて」と話していた。サッカーの母国イングランドの
史上最年少W杯代表主将。所属するトットナムではプレミアリーグ屈指の点取り屋として活躍しているが、W杯の舞台はこれが初めて。
新世代ストライカーが名刺代わりの2ゴールで堂々の世界デビューを果たした。
http://www.hochi.co.jp/soccer/worldcup/CO034054/20180619-OHT1T50054.html