http://mainichi.jp/articles/20180613/ddl/k24/020/260000c

 三重交通(津市)は、伊賀地域と首都圏を結ぶ高速バスについて、7月1日夜の出発便から「伊賀大宮線」を新設し、停留所「桔梗が丘駅北口」(名張市)を新たに設け、
首都圏側は「池袋駅東口」(東京都)を経由してさいたま市内の「大宮営業所」を終着とする。同社がホームページで発表した。現在運行している伊賀品川線は6月末で廃止する。

 三重発の伊賀大宮線は、伊賀品川線と同じ「名張市役所」(午後9時25分)を出発し、桔梗が丘駅北口(午後9時50分)や上野市駅(午後10時25分)などを経由して、横浜着は午前4時59分と約30分早くなる。
池袋駅東口着は午前5時59分。さいたま市内の終着は午前6時49分。

 逆方向は大宮営業所を午後9時半に出発し、池袋駅東口(午後10時20分)などを経由して、上野市駅には午前6時14分、終着の名張市役所には、伊賀品川線より約30分早い午前6時55分に到着する。

 首都圏側はこれまでの終着「品川バスターミナル」周辺の再開発事業で同ターミナルが使えなくなるとして変更先を検討した。
三重発の終着の一つ手前の停留所が「大宮駅西口」で、同社は「東北新幹線や上越新幹線が利用になれます」とPRする。

 料金は曜日や繁忙期などで変わる。問い合わせは予約センター(059・229・5555)。【大西康裕】