中国メディア・東方網は14日、「日本の飲食店に行って一番気まずく思うのは、座敷の席で靴を脱がなければいけない時だ」とする記事を掲載した。

 記事は、「近年、ますます多くの市民が旅行の目的地として日本を選んでいる。美しい風景以外に、日本の飲食店に行ってグルメに舌鼓を打つのも楽し
みにしているのだ。しかし、日本の店にはルールが結構多い。中でも中国人観光客が気まずい思いをするのが、靴を脱がねばならない時だ」とした。

 そして、「旅においてその土地の風習に従うというのは、最も深くかつ最も手早く現地の文化や風習を体験できる方法の1つだ。座敷で靴を脱ぐという
のもその1つであり、観光客たちも好んでやろうとする。しかし、足が臭かったら気が気でない。一部の店ではそんな客のために、きれいな靴下を用意している所もあるという」と説明している。

 そのうえで、一部の中国人観光客からは自分の足のにおいが気になるのと、他人の足のにおいが漂ってくるのを恐れて、「靴を脱ぐ必要のある日本の飲食店には行かない」との声が出ていると紹介した。

 これに対し、中国のネットユーザーは「確かに足のにおいの遭遇したら、本当に気まずい。しかも日本の飲食店の多くは閉ざされた環境になっており、
仮に靴を履いていたとしても足の怪しいにおいが漂ってくることもある」、「日本にある飲食店の通気は悪くない。問題は中国にある日本料理の店だ。
一部の店では、靴を脱いで座敷に上がると、本当に『異臭』を伴なった料理を味わうことになるぞ」といった意見を寄せているという。

 座敷に上がった時には、足のにおいと同時に靴下の穴あきも大変気になる。内と外を使い分ける日本では、「足回り」に対する注意が必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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