元クリミア検事総長のロシア下院(国家会議)のナタリヤ・ポクロンスカヤ議員は、トランプ米大統領がクリミアはロシアに属すると発言したのを受け、
トランプ氏が自身の発言の正当性を確信するために同氏をクリミアへ招待した。
ポクロンスカヤ氏は15日、記者団に「米大統領のドナルド・トランプ氏が自身の発言の正当性をそこで確信するために、同氏をクリミアへ招待します。
なお同氏の臆病な同僚の政治家たちはそのような訪問の後、彼らがどのように呼ばれているのかを全く忘れ、一方トランプ大統領は全世界に同氏が一人前のしっかりした政治家であり、
『民主主義』、『正義』、『勇気』という言葉と無縁ではない米国のトップの人物であることを示すでしょう」と語った。
なおロシア大統領府は、クリミアやG8復活の可能性に関するトランプ大統領の発言にはコメントしていない。ロシアのペスコフ大統領報道官は14日、
記者団にその理由として、たくさんの偽ニュースがあることを挙げ、今回の報道の真偽を確認できないと指摘した。
先に、バズフィード・ニュースによると、トランプ米大統領はG7の首脳らとの席上、クリミアは地元民全員がロシア語を話している以上、
ロシアに帰属しており、ウクライナについては世界で最も収賄にまみれた国のひとつだと明言した。

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