小川勝也参院議員(無所属、北海道選挙区)の長男で、職業不詳の遥資(ようすけ)容疑者(22)が13日、女児への強制わいせつ容疑で警視庁に逮捕された。
昨年11月に類似事件で逮捕され、公判・保釈中だった。小川議員は昨年の事件後、民進党に離党届を出したが、長男の相次ぐ逮捕を受けて、どう対応するのだろうか。

警視庁によると、遥資容疑者の逮捕容疑は、5月14日午後、東京都練馬区内の歩道で、帰宅途中だった女子小学生の胸をわしづかみにしたもの。「私はやっていない」と否認しているという。

 遥資容疑者は昨年11月、埼玉県警に女子中学生への強制わいせつ容疑で逮捕され、今年3月にも、警視庁に女子中学生への強制わいせつ致傷容疑で逮捕された。
議員宿舎で小川議員とともに暮らしていたという。現在は公判中で、4月下旬に保釈されていた。

 成人した子供の犯罪に対する責任は親にはない。だが、息子が何度も逮捕されたとなれば、小川議員の対応も変わるのではないか。

評論家の屋山太郎氏は「もはや、しつけを超えている。議員を辞職するか、続投するのかは本人の判断次第だ」といい、続けた。

 「日本には、子供の失態について親にも責任の一端があるとして、親が進んで謝罪する伝統のようなものがある。
親が責任を取る姿を見て、子供は『親をひどい目にあわせてしまった』と身にしみて感じるものだ。
タレントのみのもんた氏も、次男が逮捕されたとき、ほとんどの番組を降板した。私は辞職した方がいいと思う」と話した。

 小川氏の事務所は「事実関係を確認しているが、保釈中の身でありながらこうした事態に至り、関係の皆様をお騒がせすることとなったことについて、心よりおわび申し上げます」とコメントを出している。

長男が女児わいせつでまた逮捕… 小川議員はどう対応すべきなのか?
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180615/soc1806150007-n1.html