9日夜、走行中の東海道新幹線の車内で乗客が相次いで刺され、男性1人が死亡、女性2人が
けがをした事件で、逮捕された男の親族が取材に応じました。

殺人未遂の疑いで逮捕された小島一朗 容疑者(22)と愛知県岡崎市で同居していた叔父は「家族
との折り合いが悪くなったと言って、去年の春に愛知県一宮市の実家を出てこの家に来ました。
本人は自閉症で自殺願望が強かったです。この2年間で突然行方が分からなくなり、3回ほど
警察のお世話になったことがありました。仕事も岡崎市の会社を紹介してもらったのですが、
『俺が働くところではない』と言ってすぐに辞めてしまいました」と話していました。

また、同じく同居していた祖母は「ことし1月に『俺は自殺するんだ』と言って家を出て行きま
した。家ではもめ事などはなく、まさかそんなことするわけがないと驚いています」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011470941000.html