G7開幕、トランプ大統領は予定を早めて途中退席へ 参加国の批判に反発か

G7開幕、トランプ氏は途中退席へ 各国の批判に反発か

主要7カ国首脳会議(G7サミット)が8日、カナダのシャルルボワで開幕した。会議の前から、米国の
高関税措置やイラン核合意の離脱方針など「米国第一主義」に対する批判が噴出。これに対し、
トランプ米大統領は閉幕前に席を立つと発表した。会議の共同声明を出すことが難しくなるかもしれない状況だ。

米ホワイトハウスは7日夜、トランプ氏が予定を早めて米朝首脳会談のためにシンガポールに発つ、
と発表した。気候変動などの会合は大統領副補佐官らに代理出席させ、トランプ氏は欠席する。
だが、本音のところでは、トランプ政権に対する各国の批判に反発した可能性もある。

この発表の前、フランスのマクロン大統領は記者会見で「我々は自分たちの国益と主権を守る」と強調。
「前言を撤回すべきは、欧州でもカナダでも日本でもない」と述べた。米国が自国以外のG7参加国に課した
鉄鋼・アルミ製品への高関税措置や、イラン核合意からの離脱方針などの撤回を要求したものだ。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/08/trump-leave-early-g7_a_23454687/