2018年6月7日、大阪の焼肉店で食事をした中国人女性が「店員からののしられた」と訴えていた問題の真相が明らかとなり、中国のネットユーザーの反応に変化が見られた。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で先日、ある動画が掲載され物議を醸した。動画は大阪の焼肉店で撮影されたもので、店員が「もう帰ってええから、もう帰ってください。
そんなんいいですわ、あんな汚い食べ方してね、もうそんなんないですわ。もう無茶苦茶ですわ」とあきれたような口調で客を帰そうとしている様子が映っている。

動画を掲載したユーザーは女性客本人とのやり取りも紹介しており、女性らは「90分の食べ放題で、私と姉への店員の態度が日本人客への態度と全然違った。
会計の時に店長を呼んで『外国人への対応は違うのか』と問いただした。動画を撮っていたら店側が怒り出し、お金はいらないから帰ってくれと言われた。
こっちも腹が立っていたので、お金を置いて店を出ると、店長がお金を持って追いかけてきた」などと経緯を説明したという。

この問題について、中国では女性客らの食べ方やマナーに問題があったのではないかと疑う声が多くを占めたものの、一部では店側の対応を批判したり、
「問題はどういう食べ方をしたかだ」と静観したりするコメントも散見された。

しかし、このほどフジテレビの番組「とくダネ!」が同店を取材したことで、流れが一気に傾いた。番組によると、女性客らは注文したエビの殻などを
床に落とした上、制限時間を超えても帰ろうとしなかったという。その後、ようやく席を立ったものの、会計時にスマートフォンで撮影を始めたために
店員が制止。押し問答が30分ほど続いた末に動画の状況に至ったという。

この内容が中国でも伝えられると、中国のネットユーザーの声は女性客への批判一色に。「海外にまで恥をさらした!」「殻を地面に?これは
確かにマナーが悪い」「これが本当なら店側を支持する」「実際、外国でマナーの悪い中国人はいる。批判されるのも仕方ない」「(中国人客の)
自業自得。恥知らずな」「この民度、本当に恥ずかしい」「こんなにルールを守らないんじゃ、たとえ中国人の店でも何か言われるよ」など。

https://www.recordchina.co.jp/b610149-s0-c30-d0052.html

https://www.recordchina.co.jp/b610149-s0-c30-d0052.html