絶滅の恐れがあるニホンウナギなどのかば焼きが昨年、確認できただけで2・7トンも
捨てられていたなどとする大手を含む小売業者のウナギ販売実態アンケートの結果を4日、
グリーンピース・ジャパンが発表した。

 土用の丑の日などに合わせて盛んに売り出す裏で、さばききれずに賞味期限切れなどで
大量に廃棄している一端が明らかになった形。

 ニホンウナギとして売られていた製品の一部がアメリカウナギだったことも判明した。
調査した小松原和恵さんは「稚魚のシラスウナギの漁獲から販売までの流通実態は極めて
不透明。問題の多い販売や消費の見直しが急務だ」と指摘した。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018060401001695.html