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「失われた20年」という言葉は国内総生産(GDP)の成長率だけを唯一の基準とするという考え方で、
経済成長率が低迷しながらも今なお日本が豊かな国であることを理解するにはGDP成長率だけを基準とする考え方から離れる必要がある。
また、日本は1995年から2015年までで、労働人口が急激に減少している、労働人口が減少すれば、GDPの成長が抑制されるのは当たり前。
労働人口が減少しても日本のGDP成長率が一定の水準を保っているのは、失われた20年の期間中、日本の労働生産性が大幅に向上しているためだ。

生産性の向上は、労働力の不足を補っている、むしろ日本経済は筋肉質になった。
そして、日本企業は国外にも多く進出しているが、国外に持つ莫大な資産は日本のGDPには計上されていない。
実際、毎年生産する1000万台の自動車の内、おおむね3分の2は海外で生産されている。
日本企業が国外に持つ純資産はバブル崩壊後も増え続けており、日本は国外でもしっかり稼ぐ構造になっている。
日本の海外資産は1000兆円に。GDPの2倍

はい論